婦人科

婦人科

女性特有のお悩みや疾患について、プライバシーを配慮し問診/診察いたします。
乳がん検診セット
(マンモグラフィ+乳腺エコー)
9,900円(税込)
11,000円(税込)
子宮がん検診セット
(子宮頸部細胞診+経膣エコー)
8,800円(税込)
9,900円(税込)
はじめての婦人科検診セット ※20代~30代前半推奨
(子宮頸部細胞診+乳腺エコー)
8,800円(税込)
9,900円(税込)
トータル婦人科検診セット ※40代以降推奨
(子宮頸部細胞診+乳腺エコー+経膣エコー+マンモグラフィ)
14,000円(税込)

女性がかかるがんで最も多いのが乳がんで、今や日本人女性の9人に1人が乳がんになる時代です。乳がん好発年齢は45-49歳と60-65歳と言われています。

また、子宮頸がんは発症ピークが30-40代ですが、最近は20代にも急増しています。

子宮体がんは女性ホルモンのバランスが崩れやすい閉経前後の50-60代に多くみられますが、最近は40代を中心とした閉経前の発症も目立って来ています。

このように、乳がんや子宮がん(子宮頸がん・体がん)の好発年齢は、社会や家庭の中心的存在となる年代に当たります。

一方で、これらのがんは早期に発見すれば治癒可能と言われています。「まだ若いから大丈夫!」ではなく、若いうちから自分の体を知ること、各々の疾患の好発年齢を知り、それにあった検診を受診することは「健康に生きていく」ためにきわめて重要なことです。

新宿スカイビル健診テラスでも乳がん検診・婦人科検診が受診できます。年代に合わせたセットもご用意していますので、是非、ご活用下さい。

乳がん検診では、乳房内に悪性を疑うような「腫瘤(しこり)」がないか、「石灰化」がないかを画像でみていきます。

マンモグラフィと超音波にはそれぞれに長所・短所があり、年齢やその人の乳腺の状態によって、どちらか単独検査のみで良いか、両方を併用して受けたほうが良いかが変わってきます。以下がマンモグラフィと超音波検査の長所・短所です。

マンモグラフィ(MMG)超音波(US)
長所◎乳がん死亡率が低下することが科学的に証明されている。
◎早期乳がんの所見である「石灰化」が発見しやすい。
◎痛みや被爆を伴わない。
◎若年の高濃度乳房でも「腫瘤(しこり)」の発見がしやすい。
◎妊娠中でも検査を受けられる。
短所◎痛みや被爆を伴う。
◎若年だと高濃度乳房が多く、「腫瘤(しこり)」を発見しづらい。
◎妊娠中は検査を受けられない。
◎検診での乳がん死亡率低下について、まだ証明しきれていない。
◎「石灰化」の評価がしづらい。

表内にある高濃度乳房乳房について説明します。

乳房は「乳腺」と「脂肪」からできており、この割合は年齢や個人によって異なります。

マンモグラフィでは「乳腺」が白く、「脂肪」が黒く写ります。

乳腺の割合が多くてマンモグラフィが白く濃く写る乳房のことを「高濃度乳房」と言います。

マンモグラフィでは「腫瘤(しこり)」も白く写る為、腫瘤で発見される癌の場合は「高濃度乳房」では病気が隠れてしまい、見つかりにくいと考えられています。

若年では乳房内の「乳腺」の割合が多く、年齢とともに「乳腺」が減って「脂肪」の割合が増えていく傾向があります。つまり、若年ほど「高濃度乳房」の人が多いと言うことができます。

超音波検査では高濃度乳房の方でも「腫瘤(しこり)」を発見しやすいという特徴があります。

一方で、表にあるように、「石灰化」という所見については超音波よりマンモグラフィの方が発見しやすいです。各々の検査には長所と短所があり、互いに補いあう関係にあります。

この為、当施設では40歳以上の乳がん好発年齢ではマンモグラフィと超音波検査を併用することをお勧めしています。

また、当施設では遺伝要素などの心配がない40歳未満の女性では、被爆を伴うことや高濃度乳房の割合が多く「腫瘤(しこり)」の発見がしづらいというデメリットが大きなことから、マンモグラフィではなく、超音波検査をお勧めしています。

★当施設には・・・

  • 日本乳がん検診精度管理中央機構で認定を受けた医師
    (検診マンモグラフィ読影認定A判定医/乳がん検診超音波実施判定医)
  • 診療放射線技師(A判定)
  • 超音波検査従事者(A判定)

が在籍しております。検査を担うのは全員女性です。

子宮頸がんの原因はヒトパピローマウィルス(HPV)の持続感染によるものと分かっています。HPVは性交渉により感染します。性交経験のある方は必須の検査となります。

▼わかること

  • 子宮頸がん
  • 前癌病変
  • 炎症所見

子宮の入口部分(の表面をやわらかいブラシで軽くこすって細胞を採取して調べる「細胞診」という方法です。子宮頸がんは早期では症状がなく、自覚症状が出るのはある程度進行してからとなります。早期発見には検診受診が重要です。

▼わかること

  • HPV感染の有無
  • 将来的な進行がん予測

HPVは子宮頸がんの原因となるウィルスです。100種類以上の型があり、子宮頸がんに関連する高リスクのHPVは20種類以上と言われ、特に16型・18型は無症状に持続感染し、高率に子宮頸がんへ移行します。当院では16型・18型を含めた14種類のHPVハイリスク検査が可能です。

この検査をすることによって無症状に進行する子宮頸がんの進行がんの予測が可能となり、子宮頸部細胞診を同時にすることによって、より精度の高い検査が可能となります。

当院では1回の検査で子宮頸部細胞診、HPV検査の同時検査が可能です。

▼わかること

  • 子宮体がん
  • 卵巣がん
  • 子宮内膜症、子宮筋腫などの子宮の良性疾患
  • 月経困難症などの症状の原因描出

婦人科疾患として子宮頸がんの他に、主な癌として子宮体がん(子宮内膜のがん)・卵巣がんが挙げられます。

経腟超音波で子宮内膜の肥厚がある場合、子宮体がんの可能性があることが分かります。

また、卵巣がんは無症状に進行する癌の一つで超音波にて描出が可能です。

これらが分かった場合には、紹介もしくはピル処方が可能です。

性交経験がなく、経腟超音波が難しい方では、他の方法での検査もご提案させて頂きます。ご相談下さい。

オプションについて

当日でも対応可能なオプション検査もございます。

脳梗塞・心筋梗塞のリスクを調べる血液検査